2016年4月30日土曜日

『ヒップホップ・ドリーム』を読んだ日




映画「サイタマノラッパー」でラッパーの役を演じることになり、人生で初めてラップを聴き始めた日々のことを思い出した。
あの頃、THA BLUE HERBを聴いていたのは覚えているけど、私にとってラップは未知の世界だった。右も左もわからずに「ラッパー/初期/日本人」と検索したら、吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」という曲が出てきて、とりあえずそれをヘビーローテーションすることから始まった。
それから毎日いろんなラッパーの曲を聴いていたら、あるときMC漢の「導〜みちしるべ」というCDを手にした。それを聴いたときの衝撃は忘れない。「この人の言っていることは本当だ!」と思った。たくさん聴いて、背中を叩いてもらった。

そして今日、漢の自叙伝を読み始めた。とても面白い。正直で、チャーミングな文章。
また、ラップをやりたくなった。